柿田川湧水

観光スポット
初夏~夏にかけて、涼しさを求めて湧き水を見に行くのはいかがでしょうか?富士山周辺には、富士山の伏流水を元にした「湧き水スポット」がたくさんあります。今回は、その中から「柿田川湧水」を紹介します。
訪問日:2017年4月

柿田川湧水とは?

柿田川湧水

富士山周辺に出降った雨が、富士山周辺の地層に染み込み、地中で濾過されながら、柿田川に湧き水として現れています。柿田川湧水(かきたがゆうすい)がある柿田川公園より、柿田川が始まります。 柿田川は一級河川ですが、全長は約1.2kmと、かなり短いです(一級河川としては日本最短)。

製紙工場跡

高度経済成長時代に、豊富な湧き水を求め多くの工場が柿田川湧水を使っていました。そのせいで、排水をそのまま流すなどにより、水質がかなり悪化した時期があったとのことです。

「それではいけない!」ということで反対運動が起こり、今の状態に落ち着きました。柿田川公園を見ると、さまざまな場所に工場跡の痕跡があります。時代の流れを垣間見れるので、ちょっとロマンです。

ちなみに、第二展望台からは、かつての工場で使われていた取水管部分から湧き水を見ることができます。

市街地の中に自然がある

柿田川湧水

公園の周辺はこんな感じです。隣には国道1号線が通っており、そのとなりにはエディオンがあったりします。かなりの市街地です。 ただ、少し公園に入ると・・・

柿田川湧水

となりにエディオンがあるとは思えないほどの自然があります!

柿田川湧水

若干無理矢理感があるような気がしますが、ハートの形の切り株があるくらいの自然です!

湧き水ポイントは2つ

柿田川湧水

第1展望台

柿田川湧水

左下や、左上部分の砂地の色が変わっている部分から、ぶくぶくと水が湧き出ています。 写真には写っていませんが、右手にも同じ様な景色が広がっており、いたるところで湧き出ていることを見れます。

第2展望台

柿田川湧水

大きな土管?みたいなものの中にコバルトブルーの世界が広がっています。 この土管が、工場時代に取水管として使われていたものらしいです。

ちなみに、浅そうに見えますが、底まで5m位あります。水が透き通っており、全然そんな感じがしませんでした。

魚がいました

柿田川湧水

流れに逆らって上ってきたのか、取水管の中に魚がいました。かなり水が綺麗ということなんでね。見ている方の中で「昔はもっと湧き出ていた」という話が聞こえてきました。いつか自分も、そんな話ができるようにいろいろなところを訪れてみたいです。

水遊び

柿田川湧水

水に入って遊べるスペースもあります。これから暑くなってくるので、家族でいくなら子供と水遊びなんかもできますね。

アクセス方法

三河からの所要時間

東名高速もしくは、新東名高速を使って3時間~4時間くらい。途中、浜名湖SAや浜松SA、清水PAとかで休憩すると良さそうです。

駐車場

柿田川公園の駐車場があります。1回200円です。 若干入り口がわかりにくいので、下記のストリートビューを参考にして見てください。

柿田川湧水

ナビ検索ワード

「柿田川公園」 静岡県駿東郡清水町伏見72-1

参考サイト

http://www.cbr.mlit.go.jp/numazu/river/kakita/history/relation.html

周辺観光情報

https://3kawa.info/numadu-kaisen-don/
https://3kawa.info/numadu-shinkaigyo/
https://3kawa.info/numadu-byuo/

GoogleMap