西中金駅 #廃線散策

2017年05月27日観光スポット

愛知県にある廃線「名鉄三河線」を散策してみます。前回紹介した、三河広瀬駅の次の駅である「西中金駅」を紹介します。

訪問日：2017年5月

西中金駅とは？

西中金駅とは、平成16年3月31日に廃線となった三河線（猿投駅～西中金駅）の終点駅になります。足助まで路線を伸ばす計画がある中、用地買収の難航や、不況の影響で断念され、終点駅となりました。

駅舎とプラットホームが、線路とともに歴史的景観を留めるものとして、平成18年に国の登録有形文化財になりました。駅舎は昭和5年に建設された木造平屋建てで、駅舎東側に待合室、プラットホーム側に改札室と改札口が設けられ、西側には駅員の執務室と、休憩室、倉庫があったそうです。

もともとは三河鉄道という会社が鉄道営業をしていたところ、昭和16年に名古屋鉄道と合併されました。三河鉄道という会社があったことを今まで知りませんでした。

昭和47年に、集中豪雨により鉄道が約1ヶ月間不通になったみたいです。今でこそ線路が付近が陥没して一時普通になることはあれど、数日で復旧してしまいますが、昭和47年当時はそんなすぐに復旧なんてできなかったんでしょうね。

西中金駅の駅舎は、ふれあいステーションとして現在は営業されてます。土日の午前10時～午後15時と営業時間は限られますが、もし訪れる機会があれば狙ってみるのもいいかもしれません。